伊藤和史獄中通信・「扉をひらくために」

長野県で起こった一家三人殺害事件の真実。 そして 伊藤和史が閉じ込められた 「強制収容所」の恐怖。

伊藤和史関係

伊藤から許可をもらうことができたので
伊藤和史の控訴審判決要旨を、ブログにアップする。
判決要旨原文なので、被告人、被害者は仮名となっていない。
真島事件の実態、弁護人の主張、裁判所の認定を知るうえで、参考にしてほしい。

伊藤和史控訴審判決

 伊藤和史が東京高裁に提出した上申書を、掲載する。
 これは上申書の原本ではない。 伊藤が書いた上申書を、弁護士がWordで文書にまとめたものである。伊藤に承諾を得て、この上申書を関係者より送ってもらった。

 この上申書は、村瀬裁判長たちに自らの境遇を分かってもらうため、伊藤が書いたものだ。金父子と宮城の犯罪の詳細が、書かれている。それは、伊藤に向けられたものだけではなく、松原や第三者に向けられたものも含まれる。
 そして、記述内容は、金父子や宮城の犯罪だけではない。
 金父子の、他者への暴力と抑圧の上に成り立つ、異様な日常。宮城の覚せい剤中毒ゆえの、異様な言動。関東から関西まで、債務者を追い詰める、恐ろしい執念。
 この記事を読んでいる方々も、日常で粗暴・冷酷な人間に接し、その言動自体に耐え切れない思いを抱いたことがあるかもしれない。常識的な人間は、邪悪な行為を目にすれば、己に矛先が向けられたものでなくとも、恐怖と嫌悪を抱くものである。「真島の家」における生活は、己に向けられた犯罪を除いても、その苦痛とやりきれなさを極限まで煮詰めた、地獄の釜であった。
 直接的な犯罪だけではなく、異様な日常も、被告たちを痛めつけ、追い詰めていた。事件について語るとき、それを忘れるべきではない。

伊藤和史・控訴審上申書

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